進級、進学おめでとうございます。
生活が一変するような2020年を乗り越え、また新しい一年のスタートです。
作人舘では、個別カウンセリングを行い、この一年の過ごし方を確認しました。
中3生はいよいよ受験生…となってほしいところですが、実際は急に受験生と言われてもピンと来ないのではないでしょうか?
むしろ、今から受験生としてピリピリしていては、一年持たないと思いますので今はそれでいいと思います。
では、志望校についてはいつ考えたらよいでしょうか?
子供たちに話を聞くと、自分なりの考えをもって選んでいるようです。
今はどのような理由でもいいと思います。
夏にはオープンスクールもありますし、徐々にその高校の特徴や自分のその先の進路を考えていけばよいと思います。
ただ、一つだけ避けてほしいのは、「今の点数でこの高校が妥当」と思って選ぶことです。
確かに中3だと内申点も決まってきている部分があるので、弱気になってしまうところがあるかもしれませんが、まだ本格的に受験勉強を始めてもいないのに、「それっぽいところ」を選ぶのは違うんじゃないかと思います。
保護者の皆様も、遊びにスポーツに音楽に、ハマりこんで頑張った経験はあると思います。その時の情熱、集中力や上達は目覚ましいものだったと思いませんか?
そしてそれはかけがえのないいい思い出になったはずです。
それが勉強の場面で、受験を通して、経験出来たらどうでしょうか?
「入れる」学校を考えるのではなく、「入りたい」学校を考えるから、「今日」ちゃんと勉強しよう!と思うのではないでしょうか。
この一年、その情熱に突き動かされて必死で頑張るお子様の姿を見ることができたら、帳尻合わせの志望校選びをしなくてよかった…と思うはずです。
お子様の未来に向けて、「今」頑張れるように、作人舘は寄り添っていきたいと思います。