10月15日(日)、第3回中3白ゆりテストが実施されました。
一関地区では、一関学院を会場とし多くの中学3年生が受験いたしました。私もテスト監督を務めましたが、作人舘の生徒も普段より真剣な眼差しでテストに取り組んでいたように見えました。
白ゆりテストを受けるメリットは白ゆりテストHPにもあるように
point1.「自分の位置」がわかる
point2.「自分の力」がわかる
point3.入試本番の「雰囲気」に慣れる
ということが挙げられますが、この時期とくに重要視したいのはpoint2の「自分の力がわかる」ということです。
白ゆりテストは岩手県高校入試を長年にわたり分析・研究して作られています。その高校入試を想定して作られた難易度のテストで、「自分はどういう問題で間違えるのか」を確かめることは受験勉強をすすめる上でも非常に効果的かつ効率的です。
下の画像は白ゆりテストの成績表にある学力分析表です。
領域ごとに分けられ、さらに正答率の高い順に並んでいます。正答率が高い問題は比較的正解しやすい問題なので、確実に正解したいところです。間違っていたのであれば「正答とアドバイス」を確認し、類似問題を演習をしてください。「正答率が高いのに間違った問題」は優先的に取り組むと良いでしょう。
もう一つ言いたいことは、たまたま正解した問題を見過ごさないこと!記号で答える問題にありがちですが、自信をもって答えて正解した問題なのか、迷って答えたらたまたま正解した問題なのかをあやふやにしないことです。他のテストで類似問題が出た時、確実に正解できるよう、正解した問題でも理解していて正解したのかをしっかりと見直してください。
どんなテストでもそうですが、結果に一喜一憂するのではなく「結果を次に生かす」ことが大切です。保護者の方も悪い点数だからといって怒るのではなく、結果を踏まえ何をどう勉強に生かしていけば良いのかを一緒になって考えてあげてください。テスト前の勉強よりもテスト後の見直し勉強の方がずっと大事だと思います。
第4回白ゆりテストは11月26日(日)です。申込締切は11月15日(水)となっております。難しいからとか、まだ自信をもって受けられないからとか言わずに、積極的に受けることをおススメします。