一関教室・室長の小林です。
最近よく耳にする「教育改革」という言葉。
小学校における英語教育や2020年大学入試改革など、教育制度が大きく変わり始めようとしています。
身近なところのお話では、「県立高等学校再編計画」が現在進行中です。
岩手県教育委員会の発表では下記の予定で進んでいくようです。
つまり、
現中学3年生の高校入試・・・一関二高募集定員40名減
現中学2年生の高校入試・・・大東高校募集定員40名減
現中学1年生の高校入試・・・一関一高と一関工業、募集定員各40名減
となる見込みです。
今年度から一関高専が「未来創造工学科」を創設したように、一関工業も学科改編ということなので今後の動向が気になります。
ちなみに下記の表が昨年度の「両磐地区高校志願者倍率(調整後)」です。
今年度の高校入試においては、志願倍率1倍を超えるところがもう少しでてくるのではないでしょうか?いずれにせよ、教育制度がどう変わっていくのか、身近なところはどうなのか、しっかりと情報収集をすることをおすすめします。
高校再編について書いてきましたが、最後に申し添えておきたいことがあります。
それは、「お子さまたちのゴールは志望校合格ではない」ということです。高校卒業後、進学または就職していずれ社会に出ていくことでしょう。志望校合格だけを目標とするのではなく、お子さまの将来をより良いものとするために今身につけておくべきことは何か?学力・生活習慣・計画性・集中力など、思いはたくさんあると思います。勉強を学力を養うためだけのものとせず、生きていく上で役に立つ力も鍛える手段として生かしてください。